AWS CLI コマンドを利用して、RDS DB インスタンスに紐づくパブリック IPv4 アドレスを解放するには

AWS CLI コマンドを利用して、RDS DB インスタンスに紐づくパブリック IPv4 アドレスを解放するには

Clock Icon2024.06.12

困っていること

システム要件としてパブリックアクセスが不要であるが、RDS DB インスタンス作成時にパブリックアクセス設定を ON にしたまま作成してしまった。
不要なパブリック IPv4 アドレスによる課金を防ぎたいです。

どう対応すればいいの?

概要

RDS DB インスタンスの設定変更を行う modify-db-instance コマンドで --no-publicly-accessible を指定することで、パブリックアクセスを無効化し、パブリック IPv4 アドレスの解放を行います。

手順

① AWS CLI で対象の RDS DB インスタンスが存在するリージョンで、下記のコマンドを実行してください。

aws rds modify-db-instance --db-instance-identifier <DB識別子> --no-publicly-accessible  

※ DB識別子の箇所は、対象の DB インスタンスに置き換えてください。

② コマンド実行後、 AWS マネジメントコンソールの対象 RDS DB インスタンスのページに移動し、 接続とセキュリティタブ > セキュリティ > パブリックアクセス可能 が 「なし」 になっていることを確認してください。

③ 上記手順②の確認後、AWS マネジメントコンソールの対象 RDS DB インスタンスに紐づいていた ENI のページに移動し、 IP アドレス > パブリックIPアドレス が 「- (ハイフン)」 になっていることを確認してください。

補足

このコマンドによる変更でダウンタイムは発生しません。

参考資料

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